2006年8月14日〜15日 北アルプス 

上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜本谷橋〜涸沢(泊)〜本谷橋〜横尾〜徳沢〜明神〜上高地

8月14日・15日  天候  晴れ
6:30 坂巻温泉旅館をタクシーにて出発  5:30 涸沢小屋出発
7:30 上高地にてお弁当の朝食後出発 6:30 涸沢ヒュッテ出発
8:10 明神 7:30 本谷橋
8:50 徳沢 9:00 出発 8:15 横尾
11:00 横尾 9:20 徳沢
11:50 本谷橋 10:10 明神
13:10 涸沢小屋(泊) 10:50 河童橋
写真はこのページにあります。→クリックしてください。
8/13(日)の朝4時30分に家を出る。受験生の高3兄、部活に忙しい高1妹、仕事の調整が難しかった妻の日程調整をしてやっと実現した家族旅行だ。中央道相模湖IC経由にて長野へ。善光寺に9時ちょっと前に到着。お参りをして、川中島古戦場を見学し、松代へ。城跡と街めぐりののち、松本へ。昼食のおそばを食べたり、骨董品屋などの並ぶ商店街をひやかしたりしながら時間を過ごす。最後に松本城を見学。その後、坂巻温泉へ。一度は泊まってみたかった温泉旅館だ。お盆の時期だというのに一泊14,500円という金額もリーズナブルだ。
坂巻温泉旅館はお薦めですね。露天風呂も良いですが、食事も山のものを中心に多種多彩。従業員の方々もあったかいです。さて、14日の朝はタクシーを6時30分に予約。バスの840円×4名よりも、タクシーは3,000円以内で上高地まで行くとのこと。20分ほどでバスターミナルへ。河童橋わきのベンチで朝食のお弁当をいただく。天気は抜けるような青空がひろがり、おにぎりのおしいしいこと。早朝のためか、河童橋周辺にも人はまばら。
小さい頃から尾瀬や丹沢をいっしょに歩いていたのだが、だからといって子供が山好きになるとはかぎらない。特に高1の妹は「何で山になんか登らないと行けないのぉ」というパターンだ。彼女にいわせると今回の山旅は「父親孝行」なのだ。父の趣味につき合ってあげる、ということらしい。何にせよ、家族で涸沢が実現できればOK。それにしても高校生の歩くスピードは速い。途中、休憩をとりつつも5時間かからずに涸沢まで到着。子供達は「涸沢小屋名物ソフトクリーム」、私は「涸沢小屋名物生ビール」をいただく。1時間ほど小屋の周りを散策後、テラスに腰掛けてカールの景気を眺めながら子供達といろいろと話をする。高1娘の彼氏の話など、このロケーション故の結末だろう。
涸沢小屋は8人ほどが寝られる小さな畳敷きの部屋がたくさんあるような作りになっている。泊まり客が少ないと、そうした小部屋のいくつかが談話室になる。お盆の時期の涸沢の混雑が予想できなかったのだが、予想以上に人が少なかった。とくにツアー客がいないので、とても快適な時間を過ごすことができた。家族連れ、子供連れの登山者も多く見ることが出来、やわらかな空気が流れているようで気持ちよかった。
15日も好天。紺碧の空に雪渓の白と新緑の緑と穂高の岩稜が映える。いつまでもこの景気の中にいたい、と思う。多くの登山者がすでにザイデングラードに取り付いているのが見える。スキーをかついだ人がカールの雪渓を登っているのが見える。ここでは時間が大自然とともに流れている。人はその中の点景にすぎない。いいなぁ、とにかくいなぁ。子供たちも何かを感じてくれただろう。私は行ったことがないが、ヨセミテでキャンプをしたことのある息子にいわせると、この景色はそれに勝るとも劣ることはないとのこと。良かった、良かった。涸沢の神様ありがとう。
6時30分に涸沢を出発。帰りの高速の混雑を考えると早めに下山したい。早朝なので途中の雪渓は凍っている。今年は雪渓が大きい。そのため、花が全く見られない。このまま花は咲くことがないのだろう。1年間雪渓の下で耐え、来年の夏に咲くのだろうか。木々は新芽を出したばかり。春と夏が一度にやってきたような涸沢の風景だった。下りも子供達は駆けるように行く。
6時間のコースタイムのところを4時間20分ほどで下山。いやぁ、疲れた。河童橋は人であふれていた。しかし、好天の中、上高地も美しい光景を見せていた。タクシーで車を停めてある坂巻温泉へ。その後、沢渡温泉の「こもれびの湯」という立ち寄り湯に。正直、坂巻温泉にもう一度入るのだった。沢渡の温泉は今ひとつ。諏訪湖の花火大会の渋滞に引っかかったものの7時間ほどで帰宅。

すばらしい天気が楽しい山旅を与えてくれた。

表紙のページにもどる