2005年10月1日〜2日 丹沢 大倉〜塔が岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜檜洞丸
10月1日  天候  快晴
9:17 渋沢駅 乗り合いタクシーで大倉へ 12:00 花立山荘 1210m 昼飯後12:35出
9:40 大倉発 315m 13:15 塔が岳頂上 1490m 14:00出
10:10 観音茶屋 490m 14:40 竜が番場 昼寝後15:15出
11:07 駒止茶屋 885m 15:30 みやま山荘
11:25 堀山の家 930m
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本当は北アの涸沢に紅葉を見にいこうと考えていたのだが、仕事が忙しくなってしまい行くことができなくなった。かといって、せっかく空いた時間を山行きに使わぬ手はない。そこで、塔が岳〜丹沢山〜蛭が岳という縦走を考えた。蛭が岳には二十数年前に2、3度行ったきりだ。本当に久しぶりの登頂になる。金曜日の仕事が忙しく、帰宅が遅くなってしまい、9時17分という遅い時間に渋沢駅に到着。バスが行ってしまったばかりで30分以上待つという。バス停にいた3人の登山者に声をかけてタクシーで大倉に向かう。準備の後、大倉尾根に向かう。当初は鍋割山に向かうつもりだったのだか、時間的にこれからだときつそうなので大倉尾根を登ることにした。途中「見晴らし小屋」が新築中だった。
今日から10月だというのに暑い。相変わらず大倉尾根を登っていく登山者の数は多い。しかも、みんなかなりのペースだ。花立山荘まで2時間20分。風にはためく「氷」の旗が気になってしょうがない。お腹も空いたのでここで昼食とする。コンビニで買ってきたおにぎりとカップ麺を腹におさめて出発。
塔が岳山頂は多くの登山者でにぎわっていた。眺望も良く、富士山こそかすんでいるが、表尾根や西丹沢の山々ははっきりと見えている。コンロを出してお湯を沸かしコーヒータイム。うーん、休んでばかりだな。秋晴れの空はどこまでも青い。峰を渡ってくる風はさすがに秋の風だ。気持ちいいなあ。缶ビールを飲んでいる人も大勢いるが、私は丹沢山まで我慢することにする。
塔が岳から丹沢山の間の縦走はいつ歩いてもとても気持ちが良い。笹原とブナの林が目を楽しませてくれる。登山者も塔が岳までの人がほとんどで、丹沢山に向かう人はほとんどいない。思わず「やっほー」と叫びたくなってします。中でも丹沢山手前の「竜が番場」は昼寝に最適な場所だ。今回も30分ほど昼寝をする。身体中のストレスが流れていく気がする。
みやま山荘には15時30分に到着。オーナーの石井さん、奥様、根本さんにむかえていただく。石井さんには「沢登り講習会」でお世話になりっぱなしだ。いつもありがとうございます。ぎんぎんに冷えたビールをいただきながら、今日のことや丹沢のことに話の花が咲く。あったかい雰囲気の小屋だ。まだ2回目だが、こうした小屋が丹沢にあることがうれしい。夕食をいただき、バーボンを飲みながら持参の本を読む。こうした時間がなんとも言えない。USAから座間に研修に来て、初めて丹沢に登ってきたというお兄ちゃんとも話をする。さかんにprettyという形容詞で丹沢を表現していたのが印象に残った。
10月2日  天候  快晴
6:15 みやま山荘 出 1590m 9:25 神の川乗越 1380m
6:50 不動の峰 1640m 9:50 金山谷乗越 1380m
7:45 蛭ヶ岳 1690m  10:40 檜洞丸 1625m 昼食後 11:30出
8:00 蛭ヶ岳 出 12:45 ゴーラ沢出合い 860m
9:00 臼ヶ岳 1450m 13:30 西丹沢自然教室 630m
とにかく熟睡した。5時30分前に朝食。五目ご飯を二杯いただく。6時10分に小屋を出る。雲海をしたがえた富士山がきれいだ。今日も天気は良さそうだ。蛭が岳まで行き、そこからユーシンに下る予定で出発する。蛭が岳方面に向かったのは私を含めて3人だった。あの米国人のお兄ちゃんも蛭が岳に向かったようだ。追いつくかなぁ。バスは14時だよって、昨晩教えてあげたけどだいじょうぶかな?
丹沢山から蛭が岳の稜線も本当に気持ちがよい。蛭が岳には姫次の方からは登ったことがあるが、この稜線を歩くのは初めてだ。ブナの林が濃い。また、天気も良いので、常に富士山を正面に見ながらの山歩きになる。いやぁ、とにかく気持ちよいの一言だ。うれしい、うれしい。
蛭が岳の山頂からユーシンに下る道がわからず、蛭が岳山荘のご主人に聞いてみる。すると、「廃道みたいになっているからやめた方が良い。この前も俺のいうことを聞かずに行ったヤツが事故った。」といわれたので止めることとした。素直に檜洞丸に向かうこととする。蛭が岳の西側斜面はけっこう厳しい下りだ。要所にクサリはついているが、足下が悪いので注意が必要だ。
臼ヶ岳への登りで草をはむ鹿に出会った。丹沢の鹿については考えさせられることが多い。もともと低地の草原に住んでいた鹿が、人間による開発で山に追いやられ、今では下草を食べ尽くすということで嫌われている。鹿だって生きる権利はある。しかし、それによって丹沢の植生がかわってしまうのも困ったものだ。良い解決策はないものだろうか。
臼ヶ岳からは、2つのピークを登って、下る。下ったところが「神ノ川乗越」と「金山谷乗越」と名付けられている。どんどん檜洞丸が近づいてくる。檜洞丸の東側斜面もブナの林が濃い。それでも、何本かの大木が立ち枯れている。大気汚染が原因なのかよくわからないが、残されたブナには頑張ってもらいたい。檜洞丸の頂上でお弁当タイム。開けてびっくり。五目ご飯に栗がのっかっていた。お湯を沸かしてみそ汁といっしょに食べる。おいしい。おいしい。疲れが吹き飛ぶ。
檜洞丸の頂上は涼しげな風が吹き、昼寝を誘われる。14時のバスに乗るには余裕を見て11時30分に出発すれば十分だ。またまた30分ほど昼寝をする。青い空、緑のきらめき、風の音・・・ 突然、大音量のラジオの音。何でラジオをかけっぱなしで山歩きをするのだろう。思わずにらみつけてやった。2時間の下りで西丹沢自然教室のバス停へ。自動販売機で缶ビールを買って飲みほす。おいしかった(^o^) 秋晴れの気持ちの良い山行だった。みやま山荘の皆さん、お世話になりました。
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