2002年2月10日〜11日

とにかく久しぶりの山行。しかも冬山。冬山らしい山に登ったのは、5年ほど前に北八ヶ岳の高見石に登って以来。しかも、その時はU氏といっしょだった。今回は単独行。いろいろ考えた末、大倉尾根を登って調子をつかみ、大丈夫そうだったらユーシンに下って一泊。翌日は大石山に登って富士山を拝み、桧洞丸からツツジ新道経由で西丹沢に抜ける計画を立てた。

 大倉 7:50 → 塔が岳 11:50 → ユーシンロッジ 15:40

塔が岳までは順調に登れた。どんよりと曇っていて展望は全くない。昨年、子供達といっしょに久しぶりに登っているのでペースもつかみやすい。新しく買った靴も靴擦れ等はなさそうだ。二十年来使ってきた革の登山靴がある。しかし、ふと立ち寄ったお店で最近の靴を履いてみてびっくり。何と軽いことか。しかも、ゴアテックスの加工がされており、防水もばっちり。思い切って新調してしまった。塔が岳は結構人がいて賑わっている。ここから林道に抜けるまで2時間弱の下り。昼前から雪模様。雨具の上下を着て、途中から持参の6本爪のアイゼンもつける。塔が岳からの下りは大倉尾根ほどではないが、丸太で階段状にしてある所もあり整備がされている。快適に歩くが、汗がすごい。身体がなまっている証拠だ。

今夜の泊まりは私と四人組のグループの方たちだけ。連休なのでもう少し人が入っていると思ったのだが、冬の西丹沢ってこんなもんですかね。夕食は私だけ。とんかつとみそ汁に付け合わせの献立。これで4100円は安いですね。ストーブをつけていただいても広い食堂は暖まるはずもなく、持参のバーボンをぐいぐいと。何と8時過ぎにお風呂をたいてくれて、身体を暖めて就寝。山小屋でお風呂に入れるなんてびっくりでした。

 ユーシンロッジ 6:50 → 大石山 8:20・・・8:50 → ユーシンロッジ 9:50 → 玄倉 12:10

6:00 に朝食。どんぶり飯と納豆とのりといった献立をかき込み、スパッツをはいて出発。大石山への登りはユーシンロッジのすぐ裏手から。いきなりの急登。息が上がる。20分ほどで休憩所があり、そこから何カ所かのザレ場を登る。ザレ場にはハシゴがかけられていたり、くさりがかけられていたりしている。雪も少しずつ深くなり、くるぶしあたりまで。朝日にきらきらと輝く雪が美しい。大石山の名前の元になった大石のあたりまでで1時間をこえる。鹿の足跡以外には登山道に踏みあとはない。90分でピークへ。地図には50分と書いてあるのでちょっとショック。しかし展望は最高。蛭が岳の小屋もはっきり見える。

大石山から少し下って登り返してみる。雪が深い。さらに、この尾根道を今日歩くのはたぶん自分だけだろう。思い切って引き返そう、ということで退却することに。50分ほどで下って、玄倉への林道を歩く。途中いくつかのトンネルを抜け、ユーシンの渓谷を眺めながらの快適な2時間だった。

玄倉からはパスで中川温泉に出て、町営の「ブナの湯」につかって疲れを癒したあと帰路に着く。「ブナの湯」は2時間700円。露天風呂につかっていたら雪がしんしんと降ってきた。大石山から退却してきて正解だった。あのまま進んでいたら雪の中で立ち往生していただろう。いつか、リベンジを果たしたい。

640×480の写真です

ユーシンのシカ1

ユーシンのシカ2

大石山から桧洞方面を望む

大石山から富士山を望む

ユーシン渓谷

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